キャンプ用品

【レビュー】ソリッドステークは初心者にこそ必要。最強ペグはダテじゃない

地面に刺さるソリッドステーク

こんにちは!

2018年夏にキャンプデビュー、一家4人でキャンプを楽しむLeoです。

今回は定番中の定番、スノーピークの鍛造ペグ「ソリッドステーク」についてお届け。

ちょっとお高いその値段も、使ってみれば安く感じること間違いなし!

初心者こそ持つべき道具です。

スノーピーク ソリッドステーク

ソリッドステークはスノーピークから1997年に発売されたペグ。

“最強ペグ”と呼ばれるその性能の高さは「ペグ=消耗品」という概念を変えたと言われるほど。

鍛造という製法で作られ、アスファルトを打ち抜くほどの堅牢さを誇ります。

ソリッドステークの長さ比較

長さは20cm、30cm、40cm、50cmの4種類。

40cmと50cmは鍛造ではありませんが、30cm版の2倍以上の強度を持ります。

長さ 重量 直径 定価(税別)
20cm 75g ヘッド部/φ12mm、打込み部/φ6mm ¥320
30cm 180g ヘッド部/φ15mm、打込み部/φ8mm ¥420
40cm 330g ヘッド部/φ15mm、打込み部/φ10mm ¥830
50cm 540g ヘッド部/φ15mm、打込み部/φ12mm ¥1,130

正直、ほかのペグに比べると値段が高いです。

ただ、キャンプ場にいくと本当にたくさんのキャンパーさんが使ってます。

個人の体感ですが、スマホでいうならiPhoneと同じぐらいみんな使ってます。

スノーピーク ソリッドステークの外観、特長

ソリッドステークの全体

画像は全て30cmのソリッドステークです。

黒く塗装されたソリッドステークは通常のアルミペグとは比較にならない重厚感。

実際、30cmは1本180gあるので5本で約1kgとずっしりくる重さ

初めて触ると見た目と重さのギャップに驚きますよ(笑)

そりゃ抜けにくいわ。

ソリッドステーク全体

ヘッドから先端まで一直線のストレート。

クエスチョンマーク形のペグとは全然印象が違いますよね!

打撃で加わった力がダイレクトに先端部に伝わる感じ。

 

ソリッドステークのヘッド部

ヘッド部です。

ハンマーで叩きやすいように円柱状をしています。

ハンマーとの接触面が広く、叩いた力を無駄なく受け止めることができます。

短く伸びているツノみたいな部分は、地面に刺したときにペグが回転することを防ぐためのもの。

ペグが回転してしまうと、刺さった穴が広がって抜けやすくなってしまいます。

丸い穴はペグ抜きを引っ掛けるために開いています。

スノーピーク ペグハンマー PRO.S N-002のフック部の使い方

こんな感じに引っ掛けて、地面から抜くことができます。

特にスノーピークのペグハンマーとの相性は抜群で、まるで食いついてるような感触。

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ソリッドステークの先端部

先端部です。

ケガをしないように丸められています。

少々固い地面でも苦も無く刺さっていきます。

変形もしません

 

ソリッドステークの刻印部

「MADE IN JAPAN」の刻印。

キャンプ用品に関しては日本製か外国製かで品質の差が結構あるように感じます。

モノづくり日本、誇らしい。

(そうはいっても服や家電関係は海外製ばっかり使ってます(笑))

鍛造とは

ソリッドステークは”鍛造”(たんぞう)という製法で作られています。

鍛造(たんぞう、forging)とは、金属加工の塑性加工法の一種。金属をハンマー等で叩いて圧力を加える事で、金属内部の空隙をつぶし、結晶を微細化し、結晶の方向を整えて強度を高めると共に目的の形状に成形する。古くから刃物や武具、金物などの製造技法として用いられてきた。

出典:Wikipedia

日本刀を作るときに真っ赤に熱した鉄をハンマーで叩くあのイメージですね。

密度の高さが重量からもうかがえます。

スノーピーク ソリッドステークを買った理由

アスファルトにも刺さる圧倒的な性能

「アスファルトをも打ち抜く」とはスノーピークの社長自らの談。

実際、アスファルトに突き刺さった画像がネット上にたくさんあります。

キャンプ場の地面ってめちゃめちゃ固い所も少なくないです。

ペグを刺した先の地中に石が埋まってるなんてこともザラにある。

ソリッドステークなら刺さりますよ。

テント付属のペグは簡単に曲がる

曲がったジュラルミンペグ

エントリーパックTT付属のジュラルミンペグは曲がります。

いちばん左のものは比較用の使わなかったペグです。

初キャンプの初回でこんなに曲がる。

ちなみにそのときのキャンプ場はスノーピークが運営する箕面キャンプフィールドです(笑)ソリッドステーク買ってねってことかしら(笑)

コールマンのタフワイドドームなんかに付属のアルミペグもよく曲がるそうです。

テント付属のペグはオマケぐらいで考えておいてもいいのかも。

風に負けない安全性を確保

キャンプのときに本当に怖いのは風。

甘く考えるとテントやタープがペグごともってかれます。

タープやテントと一緒に飛ばされたペグはもはや凶器です。

だから、絶対に飛ばされないようにするためには地面に食らいつくような長くて強いペグが必要です。

半永久的に使える頑丈さ

ソリッドステークはちょっとやそっとじゃ曲がらないので、一度買えば半永久的に使えます。

鍛造とはいえ鉄製なのでサビは発生しますが、都度手入れすれば大丈夫。

値段が高い分、失くさないように気を付けるようになりますしね(笑)

多くのキャンパーが使う圧倒的な人気

キャンプ場に行くとほとんどのキャンパーさんがこの黒いペグを使ってます。

スノーピークは好みじゃないってキャンパーさんでもソリッドステークだけは認めるそう。

ソリッドステークでなくても、鍛造ペグは定番中の定番アイテムです。

長さの使い分け 30cmが万能

ソリッドステークの長さは全部で4種類。

スノーピークの店員さんに使い分けを聞いてみました。

  • 20cmーテント向け
  • 30cmーテントにもタープにも使えるオールマイティ
  • 40cmータープ向け
  • 50cmー柔らかい土や砂地などペグが抜けやすい地面

おすすめは30cmでもっとも汎用性が高くどんな場面でも使えるとのこと。

ぼくは30cmだけしか持ってません。

テント向けには20cmでも問題ないようですが、30cmとは100円しか変わらないですし、設営するときにこれはテント用、これはタープ用なんて分けて考えなくて済む。

30cmでけっこうな強風からもタープをしっかり支えてくれましたよ!

最初は必要最低限の本数を買えばOK

初心者向け人気テントの付属ペグ本数は以下のとおり

メーカー テント ペグ本数
スノーピーク エントリーパックTT(テントのみ) 28本
スノーピーク アメニティドームM 18本
コールマン タフワイドドーム4/300 19本

これに一般的なヘキサタープを加えるとさらに+8本のペグを使うことになります。

エントリーパックTTなんて合計で36本(苦笑)

36本全部をソリッドステーク30にすると¥15,120(税別)

ちょっとバカにならない(泣)

なので、最初はメインになる部分だけソリッドステークにしておくのがいいと思います。

エントリーパックTTの場合でいうと

エントリーパックTT(ヴォールト)の図

この図の赤丸部分と青丸部分用に8本があればまずは安心かと。

タープについては、エントリーパックTTに関しては付属のスチールペグが結構頑丈なので後回しにしても大丈夫だと思います。

実際の使用感

初キャンプに向けては12本を買ったんですが、何度かのキャンプを経て今は20本のソリッドステークを持っています。

テント付属のペグと比べて簡単にガシガシ突き刺さっていくので、設営時間が大幅に短縮されます。

それにテント付属のペグは簡単に曲がってしまうので、何回もやり直すことになります。

曲がったペグを抜いて、新しいペグを持ってきて、今度は曲がらないように気を使いながら打つことになる。

そもそもペグが曲がるということは地面そのものが固いわけで、何本やり直しても曲がってしまうハメになる可能性も。

20本~30本もペグを打つのに、いちいち曲がらないように気を使いながらハンマー打つとか想像しただけでしんどいですよね

おまけ 他の気になるペグ

エリッゼステーク

ソリッドステークとともに鍛造ペグの代名詞になっているのがエリッゼステークです。

こちらはソリッドステークと同等の強度で、カラフルに色分けされていたり、楕円形になっているのでより抜けにくいといった特徴があります。

なにより、ソリッドステークより安い。

ぼくも28cmを8本持ってます!

その他格安スチールペグ

Amazonを見ると、ソリッドステークと類似の形をしたスチールペグが何種類も売られています。

名前にも“ソリッド”という言葉を使っていて、いかにも同等のペグに見えます。

けれど、この格安ペグはどれも商品説明に“鍛造”という記載がないんです。

おそらく“鍛造”ではなくて“鋳造”(ちゅうぞう)

鋳造とは溶かしたチョコレートを型に入れて冷やすのと同じような製法です。

もし仮にそうなら、鍛造とは強度がまったく違うので同じ性能を期待することはできません。

とはいえ評判は良いみたいですし、これで十分かもしれませんね(笑)

まとめ

  • ソリッドペグはアスファルトにも刺さる最強ペグ
  • 設営の大幅時間短縮につながる
  • 半永久的に使えるのでコスパはむしろ良い
  • ベテランキャンパーの大多数が持ってる
  • 初心者は迷わず買え

ということで、「【レビュー】ソリッドステークは初心者にこそ必要。最強ペグはダテじゃない」でした。